第4回の子ども子育て会議は10/31に開催されました。資料はこちら

お約束のまつむらサンドイッチ。開始前に完食するようにしてます。

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今回の会議は、子ども子育て事業計画の骨子案に対する意見・コメントが主な内容でした。細かい点からざっくりした点まで、私が会議で聞いてきた&感じたことをメモします。

  • 小規模保育事業:日本橋地域でH27年度中に小規模保育所を1箇所開設に向けて検討中、だそうです。ただ、事業者候補と話をしているが、なかなか採算的に難しいらしく事業者決定には至っていない、とのことでした。
  • 教育と保育の一体化?
    国(内閣府)が出している子ども子育て新制度なるほどBOOKに、新制度の取り組みの一番目として「幼稚園と保育所のいいところをひとつにした『認定こども園 』の普及を図ります。」というのが挙げられています。でも中央区の場合は幼稚園がすべて小学校併設で拡張できないという理由で、認定こども園はひとつも増えません。なので「教育と保育の一体的提供については『ソフト面』の対策で」と事業計画に入っているのですが、幼稚園と保育園の先生方の合同研修とかで十分なのか、というのは会議でも疑問が出ていました。
  • 「子育てナンバーワン」の中央区?
    中央区が作成した子ども子育て新制度のパンフレットの表紙に「子育て自治体ナンバーワンを目指して」とあったので、「おおっ!中央区、後手後手に回っていたと思ったら、大きく出たな!」と思ったのですが、事業計画案を見たら、どこからもNo.1感は感じられません。
    思うに、何らかの数値でNo.1になるというものではなくて、子育て世代が「中央区に住んでてよかった」「中央区で子育てしててよかった」と思えることがナンバーワン自治体に近づくと思うのです。という視点で事業計画案を見返すと「中央区っぽさがまるでない」んですね。
    都心で住宅地と商業地が同居している、街に歴史があって町会自治会等のコミュニティが強固である、などなどの中央区の特徴を踏まえて活かした計画になっていたら、ナンバーワン&オンリーワンの子育て自治体を目指せるのではないかなあと思ったのでした。

中央区子ども子育て事業計画は12月からパブコメ募集に入るので、区民の皆さんもぜひ読んでみて、よい計画になるようにパブコメ出していただければと思います。