日本橋パパの会 代表の鹿子木です。

このたび、公募の区民代表として、中央区子ども・子育て会議の委員を拝命することになりました。
2年間の任期の間、中央区の子育て環境の発展向上に少しでも貢献したいと思っています。

<子ども・子育て会議ってなに?>

『子ども・子育て支援新制度』の実施にあたり、消費税率引き上げにともなう財源が約7000億円充てられます。平成25年度に国に設置される「子ども・子育て会議」で、より具体的な検討をすすめるとともに、各市町村でも「地域子ども・子育て会議」を設置するなどして具体的な「地域子ども・子育て支援事業」を早ければ平成27年度をめどに本格スタートする予定です。
—- 「にっぽん子育て応援団」より http://kosodateouendan.sblo.jp/

この制度に基づいて、中央区でも新たに子ども・子育て会議が設置され、区民の代表(私を含め3人います)、学識経験者、子育て支援事業従事者などが委員となります。第一回の会議は8/28(水)夜7時から予定されていて、傍聴も可能なようです。

<抱負というか意気込みというか>

区民代表として会議に参加するので、自分の子育て体験から意見を述べて会議に貢献するのはもちろんですが、それに加え、日本橋パパの会のメンバー・また他の区民パパママと会議との橋渡し役になり、会議をより意義あるものにしたいと思っています。

可能な範囲で、当ブログでも会議の内容を発信する予定ですので、ご意見などありましたらコメント欄またはお問合わせフォームから頂ければと思います。また、勉強会などの形で、会議の内容を区民パパママにシェアしつつ、一緒に考えるような機会もつくりたいなと思っています。

今後も当ブログをどうぞチェックしてくださいませ!

<付録>

公募の応募書類に書いた作文を下に貼り付けておきます。テーマは『安心して子どもを産み、喜びをもって育てることができる社会とは』でした。

「安心して子どもを産み、喜びをもって育てることができるためには、まず区民が適切な保育・幼児教育サービスを受けられることが必要です。我が家も共働きですが、子どもが1年以上の間待機児童となり、保育園の確保に奔走しながらやきもきした時期を経験しました。その後、幸運にも認可保育所に入園できましたが、将来的には希望する家庭すべてが、運不運に左右されることなく適切な保育を受けられる体制を作ることが理想だと考えます。

また、子育てが母親任せになることなく、両親がともに積極的に育児に参画することは、子どもの成長にとっても、子育てのストレスの軽減にとっても重要です。近年、積極的に育児を楽しむ父親が増えてきてはいますが、まだまだ子育て・家事の負担は母親に集中しているのが現状です。ワーク・ライフ・バランスの改善により男性を長時間労働から開放し、父親の育児スキル並びに意識を高めることは、子どもにとっても母親にとっても、父親自身にとってもメリットが大きいと考えます。もちろん、ひとり親家庭には適切なサポートが必要となります。

さらに、家族単位で孤立して子育てをするのではなく、「地域で子どもを育てる」社会が理想的です。子どもは地域全体から見守られて安心して育つことができ、両親も地域と助け合いながら育児の負担やストレスを軽減することができます。中央区では30-40代を中心とする子育て世代の人口が急増していますが、転入者の多くはマンション住まいで、なかなか地域でのネットワークを作るのが難しい状況です。私は日本橋パパの会での活動を通じて、地域のパパ友・ママ友と情報交換をしながらともに子育てを楽しむことにより、子育てライフが豊かになることを実感しています。また、中央区には町会・消防団など地域住民の歴史あるコミュニティがあり、お祭りなどのイベントも盛んです。子育て世代を中心とするわれわれ新住民が地域コミュニティに溶け込んでいくことも目的のひとつとして、パパの会の活動をしています。」

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